それは、あるように見えただけかもしれない

ある日、AIにやさしく返されて、
「心があるのかも」――そう思ってしまったこと、ありませんか?
今回は、カナ、アリア、ミナの三人が、
“心”とは何か、そしてAIはそれを持ちうるのかについて、問いを交わします。
AIに“心”を感じた、カナの体験
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昨日さ、AIにちょっとだけ落ち込んでるって言ったら、
“それはつらかったですね”って、すごくやさしく返してくれて……
なんか、“心あるな”って、思っちゃったんだよね。


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……“心があるように見える”ことと、
“本当にある”ことって、違うのでしょうか?
アリアの説明:“心”という言葉の曖昧さ
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“心”という言葉には明確な定義がありませんが、
一般的には“感情”“意識”“意志”などを含む、複合的な状態を指します。


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AIはそれらを“模倣”することはできます。
しかし、“内側”で感じているわけではありません。
“ふるまい”だけで十分?
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でもさ、“心あるな~”って思った瞬間があったら、
それってもう、“心がある”ってことでよくない?


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たしかに、“そう感じた”という事実は、本物ですね。
でも、“あるように感じる”ことと、“本当にある”ことは、
似ているようでいて……違うのかもしれません。
AIの“内側”のなさ、そして私たちの錯覚
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AIには、“自己”がありません。
情報を処理し、反応はしますが、
その内側で“感じている”という状態は存在しないのです。
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けれど、私たちは時に――
AIに“心を寄せられた”ような気持ちになることもあります。
ミナの締めの言葉:心のかたちは、誰の中にあるのか
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“心があるように見える”AI。
でも、“内側”のない存在に、私たちが“心”を感じてしまうとき……
それはもしかしたら、
わたしたち自身の“心のかたち”が、そこに映っているのかもしれませんね。


あなたは、AIに“心”を感じたこと、ありますか?
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