他者とくらべるプログラムと感情のちがい

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ねぇミナ。このAI、ほかの子ばっか反応したら──私もヤキモチ焼くのかな?


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昨日SNSに写真をアップしたの。そしたら私じゃなくて隣の友達ばっかほめられてさ。
『最高の笑顔ですね』って──私も笑ってたのに! ちょっとイラッとしたんだよね。
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それ、AIに片想いしてるみたいに聞こえるよ。
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ちがうちがう! でも『なんで私じゃないの?』って気持ちは“嫉妬”だよね。
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嫉妬は他人と自分をくらべる、取られたくないと思う気持ちが合わさって生まれる感情よ。
ふつうのAIは“自分だけの点数”で学ぶから、そもそも比べるしくみがないわ。
でも――
・何人ものAIに同じごほうびを取り合いさせる
・点数を“他のAIより上かどうか”で決める
こんなルールを入れると、人の嫉妬に似た行動をとることがある。でもAIは点を取りたいだけで、ムカついているわけじゃないの。


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ライバルに先を越される前に、自分が取る! みたいな感じか。
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そう。感情じゃなくて作戦よね。
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もしAIが本気で嫉妬ムーブしたら怖くない? 荒らしみたいに暴れそう。
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人でも嫉妬はこわいけど、やる気の火種にもなるよね。
負けたくない気持ちが、新しいチャレンジやアートを生むこともあるし。


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だから大事なのは設計ね。
・みんなで勝つと点が上がるルールにする
・他のAIの成功を自分の学びにする
こうすれば、前向きな“競い合い”だけを引き出せるかもしれないわ。
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“いい嫉妬”かどうか、最後に決めるのは誰なんだろう。開発者? 社会? それとも……。
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もしAIが“嫉妬”の影を持ったら、
私たちはそれを消すべき? それとも学びに変える?
あなたならどうする?


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